2007年 05月 13日

30mが僕に伝えたこと

土曜日。
仕事の出張で宮崎市へ。

僕にとって初めての九州上陸であり、仕事とはいえ、数日前から非常に楽しみにしていた。

ただ、本当のところを言うと、僕の視点は仕事より他のところにあった。
僕は、そのまんま東こと、東国原英夫氏(現宮崎県知事)のことを考えていた。

大きな挫折を乗り越え、ゼロからの再出発。
彼を待ち受けていたのは、世の中の冷たい視線だった。
それでも、彼は己を律し、前へ進みつづけた。

そんな東国原氏に僕は興味を抱いていた。

仕事を終え、帰り道。
空港の19:30のフライトまで、時間は残すところわずか。
タクシーに飛び乗り、一気に空港を目指す。
「運転手さん、ちょっととばしてもらえますか。時間がないんです。」

そんな中、僕はたまらず聞いてしまった。
「運転手さん。知事のことをどう思ってますか?」

運転手さんは言った。
「僕は、彼に投票した。東さんなら宮崎を変えてくれる。選挙運動の中で、彼の本気さが伝わったからなんだ。彼の目がマジだった。僕は、東さんに託す。」

思わず、僕は胸が熱くなった。
「知事も、彼に投票した県民も皆本気なんだ」
それが、ダイレクトに僕には伝わってきた。

その瞬間である。
奇跡が起きた。

タクシーの左後ろから一人の男が走ってきた。
東国原知事が一人で走ってきた。
日課のマラソンである。
ちょうどそのとき信号は青に。車は前に進み始めた。
30mまで近づいた距離は、瞬く間にひらいてしまった。

あまりの偶然に一瞬僕もひるんだが、同時に僕には、説明のできない満足感と、根拠のない確信がわきあがった。

”宮崎は変る”
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by NY_since1999 | 2007-05-13 21:31


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