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Wharton MBA 記  ~Carpe diem - 今を生きる~

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2008年 03月 11日

Day4

目的地は、TOYOTA。京都から豊田市までの道のりはおよそ2時間。バスの中では、昨日の疲れで寝ている者も少なくなかったが、多くの人間がこのTOYOTA訪問を楽しみにしていた。なぜならMBAの中でTOYOTAを学ばない学校はない。“kaizen”、“andon”、“jidouka”のように、日本語をそのまま使用した形で教科書にはTOYOTA wrodsが登場する。それ故に学生の関心もかなり高かったといえる。訪れたのは堤工場。もっとも有名な工場の一つ。

工場内をおよそ1時間半かけて見学。正直、TOYOTAがなぜ世界へNo1の企業でいれるかがわかったような気がする。ラインに流れてくる様々な種類の車を腕型のロボットが瞬時に溶接作業をこなして行く。想像を遥かに超えた、テクノロジーにのshowに多くの人間が言葉を失っていた。それほどにインパクトのある光景だった。隣を歩いていたGM出身の人が、こういっていた。「GMはTOYOTAには絶対に勝てない」

見学の後は、TOYOTAのお偉いさんとのセッション。内一人がWhartonの卒業生の中村さん。ここでもWhartonの世界規模のネットワークに驚かされる。

見学を追え、バスは温泉地箱根に向けて出発。

およそ4時間の移動後、硫黄の匂いが漂う箱根に到着。オーガナイザーは直ちに大宴会の準備に奔走する。19時半、皆が浴衣を着て登場。なんと面白い光景か。135人の外国人全てが浴衣をまとい、畳に座る。そんな光景は未だかつて見たことがない。

僕は、日本の文化をとにかく伝えたかった。皆の席に回り酒を注いだ。酒を注ぐとき、注がれるとき、両手を使うことを教えて回った。

あれほど盛り上がった時間はかつてどれほどあっただろうか。150人の学生たちが浴衣をまとい「ドンちゃん騒ぎ」が始まった。僕も、記憶が失うまで、酒を飲むことを決意した。ジャパニーズサムライといわれては、こちらも引けない。挑発の仕方をよく知っているものだ。

記憶に残る素晴らしい大宴会となった。

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by ny_since1999 | 2008-03-11 23:14


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