Wharton MBA 記  ~Carpe diem - 今を生きる~

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2009年 01月 25日

Building Human Assets in Entrepreneurial Ventures

今期受講している二つのHuman Resourceの授業のうちの一つ、Building Human Assets in Entrepreneurial Venturesについて僕の考えをここでシェアしておこう。

このクラスは、授業の名前の如く、創業時の企業での様々な場面を、現実の場面(ケース)を利用して、分析、議論してゆく。一週間に一度のクラスだが、一回の授業が3時間もあるため、授業が終わる6時ころには脳はかなり疲労に達している、というのが正直なところ。

正直なことを言えば、このクラスを教えている教授はダメだ。人は良さそうだが、教え方が全くダメ。何を言っているのかよくわからないし、その前に声が小さくて聞こえない。パワーポイントも使わなければ、黒板もほとんど使わない。それで言っていることがよく聞こえないのだから、もはや時間の無駄としか言いようがない。

でも、僕はこのクラスの受講を決めた。理由は二つ。第一に、クラスの前までに読むことを課されている膨大なケースや論文の中には非常に面白いものもあり、それらは僕に多くの価値を与えてくれる。一回の授業の前には100P近い量を課されるが、読む価値はある。

そして第二の理由。それは授業の後半1時間半で毎回異なる人がスピーカーとしてクラスに来てくれることだ。毎回、CEOやFounderクラスの人が来てくれて、それぞれの経験や自らのマネジメントに関する視点をシェアしてくれる。そしてこれが非常に面白い。

スピーカー達は、皆それぞれ様々なことを言う。しかも毎回全く異なるスピーカーが来るわけだから、僕が得られる情報も毎回角度が異なるというわけだ。そしてこの離散的な情報や考え方こそが僕には結果的に多くのヒントを創造してくれているようにも思える。

「なるほど・・」、「あぁ、あんたの会社ではそういうことしたのね」、「あぁ、そのやり方は僕が経営者ならしないな・・」、「それはアメリカ人のだから言えるんだよ」、等々、様々なことを考えることのできる良い機会となっている。

結局、マネジメントなんてものには教科書はない。もちろん、“抑えるべきところ”は存在する。だけどそれだけではダメ。大切なのは自らのノートなり、教科書なりを作ることだと思う。マネジメントには、もちろん生まれもったセンスも必要だし、現場での経験も必要。そして上述のごとく“抑えるべきところ”をアカデミックに学ぶことも僕は必ず必要だと思う。そして忘れてはならないのは、他の人はどうしたか、どうするかを聞き、自分なりに噛み砕くという作業。この作業なくして前進はないと僕は考える。そしてその時初めて自分ノートができるのではないだろうか。

その意味で、Whartonは、様々なopportunityを僕たち学生に提供してくれる。僕が受講している授業も勿論のその一つだけど、毎週木曜日には、世界の大手企業のCEOや、国家級の人が態々Whartonまで足を運び、講演してくれている。そこでも様々な学びがあることは言うまでもない。

さて、冒頭に戻ろう。そんなこともあり、Building Human Assets in Entrepreneurial Venturesの教授には全く納得いかないが、その場が提供してくれるOpportunityには感謝したい。今週もまた違うスピーカーがやってくる。ちなみに、こんな人だ。

Speaker: Michael Feinberg, Co-founder KIPP, The Knowledge Is Power Program;
KIPP is on a mission to provide underserved children with the knowledge, skills, and character necessary for success in all levels of pre-kindergarten through 12 public education, college, and the competitive world beyond.

子供教育でのアントレプレナー。面白そうだ。また、学びがあるに違いない。
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by ny_since1999 | 2009-01-25 12:43


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