Wharton MBA 記  ~Carpe diem - 今を生きる~

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2009年 01月 28日

the Knowledge Is Power Program

a0100263_14594285.jpg先日書いたブログでも紹介したけど、今日はBuilding Human Assets in Entrepreneurial Venturesのクラスの後半部分でMike Feinberg氏からお話を頂いた。

“想像以上”

その一言に尽きる。これほどに熱い男に過去にどれほど出会っただろうか。僕は、彼の話を聞きながら、心の中で幾度もそう呟いた。

Feinberg氏は、KIPPという学校の創設者。その学校の教育方法に今、全米だけでなく世界の多くの教育関係者が興味を示している。(詳しくはHPを)

15年ほど前、Feinberg氏は一つの現実を目にする。それはアメリカにおける貧困だ。光を浴び、裕福な生活をする人々が存在する一方で、社会の底辺で日々を必死に生きる人々がいることを彼は見逃さなかった。貧困が跋扈する地域では、子どもたちへの教育が危機にさらされていた。親は、子どもへの教育を放棄。その地に存在する学校には、似たような親を持つ、似たような子供たちが集まっていた。無論、先生の質も最低。結局子供たちは、そんな環境下で育ち、そして大人になる。やがて結婚し家庭ができる。そこから生まれた子供たちは、また同じ環境の中を生きる。つまり、そのサイクルから抜け出すことはほぼ不可能だった。(関連記事

Feinberg氏は立ち上がった。「子どもたちに教育を」。とはいっても彼には学校を運営する資格も何もない。「それでもとにかく教育を!」 彼は小さなアパートの一室を借りてそこに子供たちのために小さな学校をつくる。彼の情熱に後押しされやがて、州政府は動く。「50人集まったら認可を与える」。そして、Feinberg氏の学校には多くの子供たちが集まった。KIPPは正式に学校となった。こんにち、アメリカには66校のKIPP schoolが存在し、16000人の子供たちが学んでいるそうな。そこで教育を受け、多くの子供たちが高校、大学に進学した。そう、多くの子供たちが奨学金をもらうことに成功した。多くの子供たちが、今、社会に出て活躍しているに違いない。

今日、Feinberg氏は、ほとばしる情熱と共に僕たちに話してくれた。
教育とは何か。
先生とは何か。
Etc,
Etc,

その一つ一つが僕の心に響いた。

自分以外の人のために、すなわち、“利他”のために人生をかけること。簡単にできることではない。でもそれを乗り越えて、今を生きる彼のその姿を今日目の前にした時、僕は鼓動が高鳴った。

世の中には、凄い人がいる。僕はそういう人たちのことをもっともっと学ぶ必要がある。今日は、言葉にならないものを学んだ授業となった。今日というOpportunityに感謝したい。
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by ny_since1999 | 2009-01-28 23:51


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