Wharton MBA 記  ~Carpe diem - 今を生きる~

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2009年 01月 30日

MBA ranking

学校からこんなメールが届いた。

Dear Wharton Community,

I am pleased to announce as part of my first opportunity to communicate with everyone that the Financial Times rankings for 2009 MBA programs has Wharton at #1 for both USA/Globally.

記事によると、Wharton SchoolがFinantial TimesのMBAランキングで一位を維持。これは、9年連続の快挙らしい。それはそれでメデタイこと。

時を同じくし、最も事実に近いと巷では言われているUSnewsでも2008年のランキングの発表があった。Harvard, Stanford, そしてWharton。この順位はどうやら毎年不動のようだ。あと、もう一つ有名どころではBusiness weekのランキングがある。これは2年に一度発行されるものだが、毎回ランキングが大きく変わることで知られている。最近では、シカゴ大学の躍進が注目される。Whartonは下落。

さてさて、ここで一つの疑問。

MBAのランキングとは何なのだろう?

各社は毎年大々的にランキングを発表するけどなんそれは何のために存在するのだろう。志願者や、これからMBAを雇う企業にとっては、一つの選別の指標になる。実際に僕も受験時にはしっかりとランキングは見させてもらった。では、発行者側にどんなメリットがあるのだろう。それが疑問でならない。

一方、学校からメールが届いたとおり、学校側がランキングにこだわる理由もわかる。学校の知名度が上がれば、優秀な教授の獲得も有利になるし、もちろん優秀な学生だって集まる。そういった優秀な学生が卒業後、社会で活躍してくれれば、さらに学校の知名度は高まる。上手くいけば、Havardのように、卒業生からの巨額の寄付もありうる。そうやって、相乗的、連鎖的に、上昇していくわけだ。だからこそ、学校にとってランキングは重要になる。

学校側が、結果的にランキングを重視するのはわかるが、逆にランキングを上げるために学校を運営されると、本末転倒になることは明らか。世界には、MBAが10000校が存在する。米国だけでも毎年10万人のMBAが誕生している。MBA批判の急先鋒、ヘンリー・ミンツバーグ 氏によると、ビジネススクールの中には、上記の”本末転倒”を必死に実行し、ランキングの上昇に執着している学校も少なくはないという。(関連記事) 少なくとも、Whartonではそんな事態は起こっていないと思うけれど、ビジネススクールのランキングが出るたびに、僕はいつもこれらのことを考える。

とはいえ、今回のFinancial times No1、 9連覇は、一つの偉業として大いに喜びたいと思う。
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by ny_since1999 | 2009-01-30 11:59


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