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2008年 09月 27日

Welcome party

昨日の夜は、Wharton Japan Club主催でWekcome party が中華街にあるYakitori Boyで開催された。予想以上に多くの人間が集まり、随分と場は盛り上がった。とりわけ、Japan trekに参加してくれた多くの人が参加してくれたこともあり、互いの夏を如何に過ごしたかなど、話は尽きなかった。僕は、愛国主義者ではないが、やはり多くの外国人が自分の国に興味を抱いたり、親しみを感じてくることはやはり一日本人として非常にうれしいこと。Whartonでの生活はもう一年ない。卒業までには、何らかの形で日本というものをさらに表現して行きたい。
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by ny_since1999 | 2008-09-27 22:13
2008年 09月 26日

韓国という国

つい先日、韓国人の友人に頼まれて、その友人に会うことになった。頼みとは、僕が日本に来る前までに働いていた業界のことを聞きたいからだという。つまり、彼は日本のその業界に興味を抱いており、願わくは日本で働きたいとのこと。実際に彼に会って、およそ1時間を共にした。そして、その会話からは僕には多くの発見があった。

彼曰く、「僕は韓国には戻りたくない。一度戻ったら、もう海外で働くチャンスはないだろう。だから、僕にとってこのMBA留学が最後のチャンス。願わくは日本で働きたい。もちろん、米国で働けるなら万歳だ」

実は、彼の言っていることは、決して彼固有の意見ではない。実際、多くの韓国人は、韓国に戻るよりも国外での就職を希望している。では、それはなぜか?

第一に、欧米系の企業で働いた方が、給与が段違いに良いからだろう。これはどこの世界にいても共通する部分だ。そして第二に、韓国国内には彼らが満足できる就職口がないことも理由の一つではないだろうか。そして、この二つ目の理由は、実は韓国の将来を考える上で極めて重要なポイントになると僕は考える。

韓国とは、かつてNIESと呼ばれ、アジアでは日本に次ぐ奇跡の成長を遂げた国だ。1988年には、オリンピックを開催し、その成長に拍車をかけたことは周知の事実。だが、ここにきて韓国経済は、stagnant(停滞)している。将来、韓国経済はかつての栄光を取り戻すことができるのだろうか?

2008年9月26日の日本経済新聞(米国版)によると、サムソンのブランドの価値は、世界21位で、ソニーの25位を抜き去りアジアNo.1の座を今年も守った。(1位:コカ・コーラ、2位IBM、3位:マイクロソフト)。かつての日本の日の丸電機(ソニー、松下、三洋、日立、東芝等々)のプレゼンスは年々確実に劣化している。一方、サムソンは、世界でのプレゼンスを日々拡大している。

だが、韓国と日本で大きく異なることがある。それは市場の厚み。つまり、韓国にはサムソン以外にどれだけのプレーヤーが存在しているのだろうということとだ。もちろん、他にも、現代グループや、LGなどの兵は存在するが、やはり日本と比べると選手の厚みは日本が格段に上。そのことを如実に表わすのが、韓国の株式市場だ。サムスンの株式時価総額は、韓国市場全体の10%を占めている。この株式市場からも、韓国という経済の歪さが少なくとも見て取れる。

更に、韓国の輸出の状況も見逃せないポイントの一つ。現在韓国のGDPに占める輸出額の割合はおよそ65%。日本の輸出の割合は増してはいるものの、それでもその値は20%を下回る。つまり、韓国の内需は極端に減少しているということがこのことからも見て取れる。そう、韓国内ではものが中々売れないというこだ。

実は、韓国の抱える問題はこれだけではない。韓国の人口ピラミッドを見るとよくわかる。基本的には日本と同じ道を仲良く歩んではいる(高齢化)が、"ひょっとすると"韓国の方がこの高齢化で苦しむ度合が日本より大きいかもしれない。それは、韓国のbirth rate(出生率)に問題がある。韓国の出生率は直近の値だと1.26となりアジアで最低水準。a0100263_275698.jpg高齢化の問題とは、実は高齢化自体にあるよりも、子どもの数の減少に問題があると僕は考える。なぜなら、極端なことを言えば、高齢者は、年を重ねようが、五体満足であれば働くことができる。例えば、退職する65歳を75歳にまで“法的”に延長すれば、労働者の不足の問題はある程度は緩和できる。だが、子どもの数の減少は、将来の働き手の数の減少を意味する。これは、泣こうが、わめこうが、どうしようもないこと。そして、繰り返すが、その最先端を走っているのが隣国の韓国なのだ。もちろん、同様の問題を日本も抱えていることは言うまでもない。

以上のことを踏まえると、アメリカ社会に存在する一つのトレンドの説明がつくのではないだろうか。そのトレンドとは、米国での韓国人学生の増加だ。例えば、僕の在籍するUniversity of Pennsylvaniaでは、多くの韓国人を見つけることができる。正確なことは言えないが、とりわけ学部生(学士号)には韓国人は非常に多いのではないだろうか。またMBAの学生の人数を比較しても、それは明らか。韓国からは毎年30人~40人の学生が韓国から来ている一方で、人口が倍以上の日本からはおよそ20人。このことからも、韓国の海外留学への意気込みは日本に比べると遥かに大きいことがわかる。冒頭でも述べたが、そういった多くの韓国人はアメリカでの就職している。とりわけMBAの学生はその傾向が強い。卒業後、アメリカでなんとか就職先を見つけ、この地で生活を築く。雇用されて数年たてば、グリーンカード(永住権)が手に入る。そうすれば、衰退が始まった韓国を離れ、夢の国(?)米国で生涯生活できる。

韓国には、今一つの社会現象が生じつつあるそうな。それは、子どもたちへの英語の英才教育だ。親たちは、大金を払い子どもたちを英語塾に通学させているという。幼少の頃から子どもに英語を学ばせ、将来の海外留学、海外就職のための準備をしている親が急速に増加しているのだ。親たちのモチベーションはいくつもあるだろうが、やはり韓国の将来への不安が背景にあるのではなかろうか。海外留学させることで、子供たちには韓国国内には存在しない多くの”機会”を子供たちに与えることができる。うまくいけば、いずれは米国で働く優秀な子からの仕送りを期待できる。そう、親にとっては子供への英語教育はまさに将来のリターンを見据えた、長期投資の一つなのかもしれない。

外需依存、内需の急速な低下
少数プレーヤーへの依存という極めて薄い市場
少子高齢化
若年層の海外への人口移動

韓国の将来を考える上でこれらのファクターは極めて重要であると考える。


そんなことを彼との会話中考えていた。
あの日以来、僕に相談してくれた彼とは仲良くなった。
今後とも僕にできることなら、情報の提供はしてゆきたい。
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by ny_since1999 | 2008-09-26 13:06
2008年 09月 25日

日はまた昇る

最近のアメリカの金融市場は本当に荒れている。リーマンブラザーズが破綻し、メリルリンチはバンクオブアメリカに買収され、AIGがFRBに救済された。ほんの一週間で、金融市場はドラマティックに変貌を遂げた。そして、この二、三日、市場では再び興味深いことが起こっている。それは、三菱UFJフィナンシャルグループがモルガンスタンレーに20%を出資し、同社を持ち株会社化するにいたったこと。そして野村グループがリーマンブラザーズのアジア、欧州ブロックを救済、買収する決断を下したこと。この二つは、今後の日本の金融界にとって大きな意味をなすに違いない。

かつて、日本の金融界には発展と成長を謳歌した時代があった。今からおよそ20年前、東京株式市場の時価総額は、全世界の株式市場の40%を占めるまでにinflate(膨張)していた。その中でも、日本の“銀行”が大きな存在感を示したことは紛れもない事実。日本の銀行は、世界の金融市場に大きく君臨し、戦後の復興そして奇跡の経済成長のエンジンとなった日本の“間接金融システム”の成功を世界に見せつけ、その理論を実証した。そう、それは日本が“Japan as No.1”と称された時代だった。だが、たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。そう、時代の凋落はすぐそこに待ち構えていたのだった。

時代は一転した。この20年、日本の金融機関が歩んだ道は、想像を絶するほどの茨の道となった。山一証券、日本長期信用銀行、北海道拓殖銀行、日本債券信用銀行等々、この20年、市場から姿を消した機関は枚挙に暇がない。“不良債権処理”、“貸し倒れ”、“貸しはがし”等の言葉が金融市場を跋扈していた日々は記憶に新しい。時を同じくし、生き残りをかけて多くの銀行が合併を繰り返した。それはあまりにも多く、あまりにも複雑で、銀行の合併の歴史を正確にたどるには膨大な時間を要することだろう。一方、そうこう銀行が国内で必死に生き残りをかけて闘っている間に、世界のプレイヤー達は、指数関数的な勢いで成長を続けていた。そしてふたを開けてみると、いつしか日本の金融のプレゼンスは世界からいつの間にか末梢されていた。そう、日本勢は完全に時代の潮流に乗り遅れてしまった。

バブルの崩壊から20年。今回の野村と、三菱UFJの一歩は、日本勢の久々に見る世界への挑戦といえる。ウォールストリートジャーナルで日本の金融機関が写真入りで取り上げられるなんて、本当にめったにないこと。アメリカ人同士の会話の中に、日本の金融機関の話が出てくるなんて本当にめったにないこと。僕は、そこに少なからず日本の金融の“shift”を見た。

これからどうなるかは、もちろん同社の今後の頑張りの一言に尽きるが、一日本人として、僕は日本企業のこの新たな挑戦を応援したい。
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by ny_since1999 | 2008-09-25 18:34
2008年 09月 24日

2年生の生活

1年前の自分のスケジュールを見ると、すべて真黒に塗りつぶされていた。つまり、休む時間も、寝る時間も、昼飯を食べる時間もなかった。日々時間に追われていた。絶望感に包まれていた。死ぬかと思った。まじで・・・

2年生になっておよそ一か月が経過しようとしているが、一年前に比べれば絶望感は随分と少ない。きっと、WhartonMBAの生活に体が順応したのだろう。

一年前は、とにかく一日を生きるのが必至だった。だから、結果的に、多くのことが消化不足になったような気がする。2年生なってからは、授業を”楽しめる”ことが本当に多い。自分の将来をイメージし、実際に「これはあそこで使えるな」とか考えながら勉強ができている。その意味で、2年生をどう過ごし、何を学び、どれだけ吸収できるかは、後に大きな差を生むに違いない。

以上
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by ny_since1999 | 2008-09-24 00:06
2008年 09月 20日

it's been 30 years

9月20日は、何を隠そう僕の誕生日。

世界の多くの友人からお祝いのメッセージをいただいた。
この場をかりてお礼したい。
本当にありがとう。

まぁ、いくら年をとっても常に青臭くありたい。
そう、思った瞬間でもありました。

皆様、これからもどうぞよろしくお願いします。


Thank you for the impressive message.
I received a number of messages from all of the world.
I truly appreciate your consideration.

No matter how old I become, I want to always remain green boy.
This is what I thought today.

Thank you for everything and I hope I can meet you somewhere in the wolrd very soon.
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by ny_since1999 | 2008-09-20 23:41
2008年 09月 19日

今を生きる 

昨日は久々に友人のBと夜二人で食事をした。偶然の再会から、互いの都合も合い、食事をすることに。場所は、僕がよく通う日本料理屋。

Bとは昨年同じクラスであったこと、そして年が同じということもあり、一年前出会ったあの日から随分と親しくしてきた。彼とは、何度か同じチームで課題をこなしたことがある。抜群に頭のキレルB。そんなBからは語る度に僕は何かを学ぶ。僕にとってBは、頭よりも、心で語れる大切な友人の一人。

随分と面白い話ができた。互いのこれまでの道のりをゆっくり時間をかけて話した。これまで何をしてきたか。何を考えて生きてきたか。自分がなぜWhartonに来たのか。それぞれ何を人生に求めているのか。 夢はあるか。

彼の両親はベトナム人。ベトナム戦争時に、両親は一艘のボートに乗り、難民としてアメリカに辿りついたそうな。そして彼は、アメリカ人としてこの地、米国で生をさずかる。かつて、Bの父親は事業家として大きなビジネスをベトナムで展開していたそうな。だが、戦争で全てを失った。アメリカ軍の爆撃を逃げるように日々を生き、結果的に、難民としてたどり着いた地は、くしくも我がWhartonが存在する街、フィラデルフィア。この街からBの両親はゼロから再出発した。父親は小さなレストランを経営し、母親は花屋で働き家計を支えた。Bが小さいころは、本当に食うに困ったそうな。Bはそんな必死に生きる両親の背中を見て育った。昨日、Bは彼が小さいころ如何に必死に生きたかを真剣に僕に語ってくれた。一年半前、BのWhartonの合格が決まった瞬間、Bの両親は泣いて喜んだという。そこには、両親の言葉にならないほどの想いがあったに違いない。僕の胸は熱くなる以外術を失った。

ベトナム戦争が終わり33年。Bが生まれて30年。僕も生まれて30年。全く違う道、そして全く異なる人生だったけど、Bと僕は今ウォートンで同じ空間を共にしている。人生とは本当に面白く、人生とはドラマだといことを昨日改めて確認した。

Bには夢がある。それは、彼と一年前に出会ったときからずっと僕に言い続けてきた夢だ。「いつの日かアジアに戻りたい。いつの日か・・・」。そんな言葉を幾度となく、彼の口から聞いてきた。この夏、僕がフランスで働いている間に、Bはサマーインターンシップをシンガポールのマッキンゼーで過ごしていた。そして無事オファーをもらったそうな。曰く、1~2年ほどシンガポールオフィスで過ごし、その後は最近設立されたマッキンゼーベトナムへの移動を考えているという。そう、彼は自らのアイデンティティー、ベトナムに戻りたいのだ。Bの体に流れるベトナムの血が彼をそうさせているに違いない。

僕は確信している。彼なら必ず夢を実現する。


昨日、Bとは一つ約束を交わした。

いつの日か
“今日”という日と同じように、“ホーチミン”で共に酒を交わそう。
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by ny_since1999 | 2008-09-19 10:25
2008年 09月 18日

結婚おめでとう

きっと、日本のどこかでこれを読んでいるあなたへ。

H.

少し遅れてしまったけれど・・・

ご結婚おめでとうございます。
二人の活躍を心から祈っています。

お幸せに。



僕が卒業し、日本に戻ったら一度ご飯でも。
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by ny_since1999 | 2008-09-18 22:49
2008年 09月 15日

Merge & Acquisition

先日もブログに記したけど、僕の現在のカリキュラムの中に、Corporate Development : Merge & Acquisitionというクラスがある。これは読んで字の通り、企業が買収や合併する際に必要となる様々なスキルや、コンフリクトを過去にあった事例を通し分析していくという内容だ。

今日の授業では、最初の30分を昨今の市場で勃発する騒動に話をフォーカス。そう、リーマンの破綻と、バンカメによるメリルの買収だ。当然のことながら、クラス内には、過去実際に同社にて働いていたいり、このサマーを同社で過ごしたりと、同社に関わる人間が数多く存在する。そいった彼らの話は、新聞で見る偏りのある情報よりも遥かに価値の情報といえる。

というわけで、僕はこのCorporate Development : Merge & Acquisitionを好いている。アカデミズム(学問)とプラクティス(現実)がうまく融合している授業といえるからだ。ただ、毎回クラスの前は膨大な量の文献を読み込んでいかなければならないためう決して楽な授業ではない。

今回のリーマンとメリル一件で市場はさらに悪化するに違いない。サブプライムから始まる一連の騒動はいつ終止符を打つのだろう・・・
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by ny_since1999 | 2008-09-15 23:39
2008年 09月 12日

一呼吸

二年生が始まって、一週間が過ぎ去った。先日までの休日が嘘のようだ。 僕は今、学校の荒波の中で生きている。

学校では数か月振りに多くの仲間と再会した。皆、この数か月、世界に散らばり多くの経験をしてきた。自信をつけて帰ってきた者、投資銀行で精魂尽きるまで働かされた者、様々な顔が僕を迎えてくれた。

さて、授業も本格的に始まった。気を抜くと、瞬間的に墜落してしまう。そうならぬよう、日々精進して生きなくては。


体には、まだ時差ボケが残っている。
この週末を通し、完治しなければ。
まずは、一呼吸。
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by ny_since1999 | 2008-09-12 22:55
2008年 09月 09日

Second year start

さぁ、始まった。

以下が僕の今セメスターでの選択科目。

FNCE720401 (9/3/08 - 12/5/08)
INVESTMENT MANAGEMENT - KEIM D

FNCE728402 (9/3/08 - 12/5/08)
CORPORATE VALUATION - SARIG/BENNINGA

FNCE750001 (9/3/08 - 12/5/08)
VENT CAP & FNCE INNOVAT - WESSELS D(Valuation : Measuring and Managing the Value of Companiesの著者)

MGMT701001 (9/3/08 - 12/5/08)
Strategic and Competitive Advantage - COFF R

MGMT721001 (9/3/08 - 12/5/08)
CORP DEV: MERG & ACQUIS - CHAUDHURI S

MKTG753001 - (9/3/08 - 10/22/08)
NEW PRODUCT MANAGEMENT - MCNEALY R

Whartonにいるのだから、Financeは確実に専攻するが、同じくマネジメントも専攻し、ダブルメジャーにする予定。

今セメスターでファイナンスメジャーは実現するから、第二セメスターでは、マネジメント系が増えることになる。

簡単な報告でした。
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by ny_since1999 | 2008-09-09 00:45