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Wharton MBA 記  ~Carpe diem - 今を生きる~

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2007年 09月 03日

Campus note

徒手空拳でアメリカに渡り2ヶ月。
夏期講習、pre-termの中を歩みつつ、僕はアメリカでの生活を味わった。

この2ヶ月、僕は多くのことを経験し、多くの仲間とめぐり合った。
同時にそれは己の未熟さを知り、仲間の大切さを知った2ヶ月でもあった。

たった2ヶ月ではあるけれど、僕にとっては貴重な2ヶ月だった。
今、心底そう思える。

明日、9月4日から、ついにfull termが幕を開ける。
いよいよ始まる。

きっと、膨大なworkのために、眠れない夜もあるだろう。
きっと、あまりの緊張に食べ物が口を通らなくなることもあるだろう。

それでも、かまわない。
なぜなら、この2年という時間を過ごす中で僕が得られるものはきっと、それらの困難を超越する何かであることを僕は知っているからだ。僕は、そのためにこの地へ来た。きっと、ここに集まった仲間たちも同じ思いで来ているに違いない。

僕は、このMBAという大きな挑戦を選択したことに後悔はない。
自分がこのスタートラインに立てたことに自信と誇りを持ち、新たな挑戦の幕開けを祝したい。


最近僕は故郷のことをよく思い出す。
ふと、昔のことを思い出す。
なぜだろう。

それは、今僕が存在する世界があまりにも、その“故郷”とかけ離れているから。きっと、体が無意識に、ここにはない何かを求めているのかもしれない。

僕は大自然の中で育った。

春には、“ふきのとう”を道端で収穫し、夏には川で魚をモリ(ヤス)で突く。秋には、真っ赤に焼けた山々に囲まれ、自然の織り成す美の奇跡を目に焼き付けた。冬は白銀の世界。深々と積もる“雪の音”を体で感じ、そして新たな春を今か今かと待ちわびた。

そんな田舎で育った少年が今、こうして米国のビジネススクールにいる。15年前、果たして誰が想像できただろう。

人生とは、真新しいcampus note。
何を描くは自分で決める。

そう、全ては、
“自分がどうありたいか”
それで決まる。

田舎者の僕であったが、東京への上京を決断し、数年後Whartonへの受験を決断した”あの日”を忘れはしない。僕は“自分がどうありたいのか”その想いを大切にこれまで生きてきた。そしてこれからもそうして生きてゆく。数年後、今の生き方を振り返ったときに、その生き方を誇れるような生き方がしたい。


明日から、始まるfull term。
その前に、一つ紹介したいものがある。
それは、この地で出会った仲間たち。
皆、それぞれの夢を持ち、この地へってきた。
日本人として、同じclass of 2009として、僕は彼らに出会えた事を心より感謝している。
Wharton MBA 2009 / フィラデルフィアでの日々

僕も、そのうちここに参戦させていただこう。

さぁ、それぞれの想い、それぞれの夢を胸についにkick off。

いざ。

by ny_since1999 | 2007-09-03 14:16


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